北部訓練場は、そのほとんどが起伏の激しい森林地であり、国頭村及び東村にまたがる本県最大の演習場である。海兵隊の管理の下に、海兵隊の各部隊のほか陸軍、海軍、空軍の各部隊が対ゲリラ訓練、歩兵演習、ヘリコプター演習、脱出生還訓練、救命生存訓練及び砲兵基本教練などの訓練を実施するなど、対ゲリラ訓練基地として使用されている。
同訓練場は、NTAla、1b、2a、2b、2c、3a、3b、3c、3d 及び 3e に細分され、ベースキャンプ地区の 2a はキャンプ・ゴンサルベス(Camp Gonsalves)と呼ばれ、教室、診療所、部隊事務所、運動場等があり、3b には火力支援基地がある。演習場内には、22 カ所のヘリパッドもある。
同演習場では、現在、実弾射撃訓練は実施されていない。
なお、同訓練場には沖縄県の管理する主要地方道国頭東線のほか、一般県道2号線(使用延長約4㎞、使用開始昭 47.5.15)がある。
同訓練場一帯は、沖縄本島随一の森林地帯として県土保全、水源かん養林の大きな機能を果たしており、また、国の特別天然記念物(特別鳥類)のノグチゲラや天然記念物のヤンバルクイナの生息地として、国頭村側の一部に国指定やんばる(安田・安波)鳥獣保護区を平成 21 年に県指定から国指定に設定している。
出典:「沖縄の米軍基地」(平成 25 年3月、沖縄県知事公室基地対策課)より引用
キャンプ・ゴンサルベス(Camp Gonsalves)
1986年、北部訓練場は沖縄戦で戦死して名誉勲章を受章したハロルド・ゴンサルベス1等兵に敬意を表してキャンプ・ゴンサルベスと命名。
1998年3月、北部訓練場はジャングル戦闘訓練センター(JWTC)と改称しました。
所在地 | 国頭村、東村 |
広 さ | 6,584 千㎡ |
地主数 | 2人?? |
管理部隊名 | 海兵隊キャンプ・バトラー基地司令部 |
使用部隊名 | 海兵隊ほか |
使用主目的 | 訓練場 |
建 物 | 司令部庁舎、隊舎、車庫、ポンプ室、消防舎、弾薬貯蔵庫ほか |
工作物 | 訓練施設、汚水処理施設、アンテナ、航空燃料タンク、ソフトボール場、保安柵、 給水設備、貯水槽ほか |
駐留軍従業員数 | 不明 |
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