キャンプ・キンザー返還!弾薬庫への移設面積1.8倍 牧港倉庫 日米合意 迂回路を整備
先日の書いた、米軍牧港補給地区「キャンプ・キンザー」はいつ返還されるのか?の続編のニュースが本日の沖縄県内の新聞に掲載されております。
疑問だらけですが、一面に上がるような内容ではないようw
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浦添市の14.3%ありその面積は274haある、米軍牧港補給地区「キャンプ・キンザー」のうちの倉庫などを嘉手納弾薬庫知花地区へ移設する計画があり、その面積が1.8倍になったということ。
さらにその工事には7年以上見込んでおり、最短で25年度だったキャンプキンザーの返還が大幅に遅れることが明確になったということだ。
返還され、軍用地が減り、移設され、軍用地が増える。
しかしながら、移設先はすでに買収されており、国有地となって米国に与えられる。
貸出されるわけではなく、お使いいただくことになり、その予算はすべて思いやり予算なのか国防費なのかで賄われていく。
どのくらいの大きさか想像つくだろうか?
キャンプキンザーは274haある。
ちょっと雑な作業だがみてもらいたい
ここが移設先の嘉手納弾薬庫知花地区。
そこにキャンプキンザーをはめるとこんなことになる。
概ね同じ縮尺でGoogleearthから切り抜いてきてはめてみた。
全部がここに移設されるわけでではないかもしないが、施設をもってくるだけでも足りない気がする。
さらに、前回も触れたが1000人近い人口はどこに行くのだろう?
周辺にはキャンプシールズ(Camp Sheilds)がある。各種修理工場や物資集積所、兵舎、住宅、福利厚生施設等が整備されており、駐留軍従業員数は約102人。
そして、ここに1000人近くが引っ越してくる。
どういう雰囲気になるのか想像ができない。
沖縄県民はこういったことを75年経験してきている。
2022年には返還50周年を迎えるにもかかわらず、基地は減るどころか増え続けているような気がする。
【東京】日米両政府は28日の日米合同委員会で、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の倉庫などを、沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区へ移設する計画について、施設配置を見直した新たなマスタープラン(MP)を承認した。移設先の敷地面積は45ヘクタールから80ヘクタールと1・8倍に拡張。市道知花38号が通行できなくなるため、防衛省は迂回(うかい)路を整備する。
移設先には倉庫や駐車場など14施設を建設する。施設数は当初案から変更はない。同省は来年度、敷地造成工事に着手する方針だ。迂回路は日米で共同使用となる見通し。
同省によると、環境に配慮した河川改修工事や、川と建物の距離を一定程度離して米軍の防護基準を満たす必要が生じたことなどから、MPを見直した。
市道の周辺一帯は黙認耕作地で、市道東側の立ち退き手続きは完了した。西側についても、おおむね同意を得ているという。
移設は在日米軍基地の統合計画(2013年)の一つ。計画で示す移設手順ではMP合意後、設計や工事などに7年以上を見込んでおり、最短で25年度とされるキンザーの返還が遅れる可能性がある。沖縄タイムス紙面掲載記事より引用
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