1961年から始まったNHK朝の連続テレビ小説。5月17日からスタートした2021年前期の朝ドラ「おかえりモネ」が、記念すべき60周年を迎える作品。
朝ドラが東日本大震災をテーマにするのは、2013年の大ヒット作「あまちゃん」以来のこと。それだけに大きな注目を集めている。
「気仙沼&登米」ふたつの故郷を舞台にする意味
「おかえりモネ」の宮城編の舞台は、主人公・百音の故郷・気仙沼の亀島(気仙沼大島)と、高校を卒業して気象予報士の資格を取るまでの間に過ごした登米の二箇所。
「海と山、舞台が二つあることで、物語や映像を豊かにしてくれますが、ロケ現場が二箇所になることで様々な作業も二倍になり、ロケは大変です。生まれ故郷の気仙沼の他に登米をもうひとつの舞台に選んだ理由について、脚本を手掛けた安達奈緒子さんは『津波の被害に遭われた方々を受け入れて、その支えになろうと尽力している土地でもあります。傷ついた人の一番近くにいて、なんとか力になりたいと思っている人々の辛さもあるだろうと感じました』と話しています。
さらに『百音はこの地で、山の木々が防災の役割を担っていること、水の循環によって海と山がつながっていることを知ります。
今いる場所で頑張れば、ぐるっと回って故郷に還元される。その思いが百音の希望となり、気象予報士を目指すきっかけにもなる』と、ふたつの故郷の関係性についても触れています」(テレビ誌ライター)
「おかえりモネ」ふたつ目の故郷の舞台となった「登米」の街
今回は、「おかえりモネ」の第1週、第2週の舞台となった登米市の魅力をお伝えしましょう。宮城県の北部に位置する登米市は、2005年に9つの町が合併してできた街。米の生産地としても名高く、東北地方屈指の農業生産高を誇り、仙台牛の約40%を生産するなど畜産業も盛んです。
まず立ち寄ってみたいのは、仙台藩の武家屋敷の面影を今に伝える「みやぎの明治村」。第1週のハイライトとなった「森舞台」では、9月に催される「登米秋まつり」の前夜祭として毎年、「登米能」が奉納されています。
また、コテージやキャンプ場のある「登米森林公園」では、アウトドフが満喫できる他にも園内には朝ドラにも登場した”森林セラピーロード”に選定された散策コースもあり。
そして登米市の北西部にある「伊豆沼」「内沼」では、夏に蓮子の花が咲き乱れ、冬になると渡り鳥が数多く飛来。四季を通して訪れた観光客の目を楽しませてくれます。
さらに県内最大の自然湖沼「長沼」の近くには、高さ21メートルの風車が目印の「フートピア公園」があり、ハーフマラソンのコースにもなっています。
また第1週に気象予報士・朝岡覚(西島秀俊)が訪ねた登米出身の著名人である漫画家・石ノ森章太郎の功績を称えた「石ノ森章太郎ふるさと記念館」や
地元の野菜や木工芸品を販売している「道の駅 津山もくもくランド」では、小物から家具までオーダーメイドできることから、ロケ地巡礼で訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみたいものです。
「是非立ち寄ってみたい!」にビジネスのヒントが
宮城の田舎の魅力を永遠に語っても、「やっぱ軍用地と関係ないじゃん」といわれそうなので、この分析の意味をもう一度再確認しておこう!
今皆さんはタイムマシンの乗っているのです。
「おかえりモネ」の構成が「ちむどんどん」ではどうなるかを予測することが可能な位置にいるのです。
まあ、マンガ「東京卍リベンジャーズ」みたいに過去に戻って未来を変えるようなことはできないとしても、未来を予測して準備することは可能です。
一番恩恵を受けるのは、この文章を読んでいただいている「うちなんちゅ」であることは間違いありません。
特に、やんばるのみなさんは念入りに準備をすべきだと思います。
ドラマは、半年続きます。ちなみに前回の「おちよやん」は全115回 「23週」でしたので約半年。
そして、その聖地巡礼ツアーは何年も続きます。(あまちゃん経済効①果参照 あまちゃん経済効果②)
今から準備して沖縄に移住し新たなチャレンジなんて方法もありだと思います。
堅実な方は、今から安い軍用地を探して仕込んでおいて、値段が上がったら売る。不動産投資の基本に忠実になることも可能なタイミングではないでしょうか?
シリーズ「朝ドラの経済効果」を検証する 朝ドラ「おかえりモネ」①へ
シリーズ「朝ドラの経済効果」を検証する 朝ドラ「おかえりモネ」③へ続く
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